※「行き方」を追加しました(2023/6/13)。
※「金額」を修正しました(2024/2/15)
こんにちは!
長崎の美食グルメブロガー、市原伝です!
今回は長崎でも予約が取りにくい超人気のお寿司屋さん、「握りのはやし」さんへ行ってきました!
(なお、現在は新規の予約は取っていないそう。9月から再開するかも?とのこと)
昨年、令和4年の11月から葉山へ移転して初の「握りのはやし」さん。
お店の雰囲気が格段とアップしておりました。
「長崎のお寿司を盛り上げたい」
そのような気持ちを店主の林さんは持たれているそうです。
食事中の軽妙なトークや調理の仕草はまるで林さんのショータイム!
そして極上の素材と寿司職人の技術、見て、触って、食べて、香りで、聴いて楽しめる…
五感で楽しめる最高のお店でした!
ポイント
- 長崎でも予約が取りにくい人気店(現在新規の予約は取っていないそう)
- 場所は葉山(前店舗の近所)
- 五感全てで楽しめるお店
キクちゃんが書いた「握りのはやし」さんの食レポは下記のリンクにあります。
ランチタイムの食レポもあるみたいですよ♪
ぜひご覧ください~!
こちらもCHECK
-
【再訪】長崎おすすめ寿司屋【握りのはやし】ランチにも初来店、季節によって味わいが異なる! @長崎市葉山
こんにちは、キクちゃんです。 今回も伝さんに替わりブログをアップします! ご紹介するのは以前伝さんもアップした「握りのはやし」になります。 こちらもCHECK キクちゃん実は私、この1年でランチ1回と ...
続きを見る
「握りのはやし」について
場所は移転して葉山という場所へ移りました(以前は岩屋町だったので近くではありますが)。
お二人での営業スタイルのため、お電話での対応はなかなか難しいとのこと。
お問い合わせなどある場合にはInstagramのDMでお願いします。
住所 | 長崎市葉山2丁目3-14 お店に行く |
電話番号 | 080-8383-0518 ※ただし、電話は取れないことが多いので 問合せなどはInstagramのDMでお願いします。 |
営業時間 | (昼)12時~の一斉スタート (夜・平日)18時30分~の一斉スタート (夜・土日祝)19時~の一斉スタート ※ただし、貸切の場合は開始時間を選ぶことが可能 ※貸切は最小8名、最大10名 ※夜の所要時間は2時間半~3時間 |
価格帯(昼) | (平日)税込6,000円(税込・料理代のみ・飲み物代別途) (土日祝)13,000円(税込・料理代のみ・飲み物代別途) |
価格帯(夜) | 13,000円(税込・料理代のみ・飲み物代別途) |
定休日 | 月曜+不定休(ケータリング時など) |
SNS等 |
公共の交通機関ではバスがもっとも近いですが時間に余裕を見る必要が。
また、長崎市内中心地からタクシーでも3,000円くらいで行けます。
行き方
長崎中心部からですとなかなか行き方が迷います…
私は今回タクシーで行きました。
また、前店舗へ行ったときはバスで行きました(新店舗の近く)。
今まで行った方法を記載します。
時間帯によっては長崎市中心部から大変混み合いますので時間に余裕を見てくださいね!
タクシー
中央橋そば、築町のタクシー乗り場(「かねとき築町食堂」の目の前)からだと平日18時出発で3,250円でした。
所要時間は約30分。
タクシーの運転手さんが場所をわかっていなかったため、大通り(国道206号線)から行きました。
国道206号線を走り、時津方面と長与方面とわかれる場所で時津方面(左側)へ入ったらすぐに左折専用レーンがあります。
(そのため、左側の車線を走った方が良いですよ!)
その左折専用レーンに入るとそのまま左に曲がっていきます。
しばらくすすむと岩屋中学校が左手に見えますので、岩屋中学校を過ぎたらすぐ左折すると右側にお店が見えます。
なお近くには「二代目はまたに食堂」というお店もありますよ。
近くでわかりやすい場所は岩屋中学校になりますので、タクシーで行く場合はとりあえず岩屋中学校目指してもらって良いかもですね。
バス(ただし、時間帯次第では要注意!)
長崎バスの葉山バス停(岩屋中学校裏)から約徒歩5分になります。
中央橋バス停からだと運賃260円、所要時間は31分となっております(令和5年3月現在)。
ただし、ディナータイムくらいの時間ですと、中央橋から時津方面への車道は大変混み合います!
所要時間はかなりかかる可能性があるので余裕を持って移動されてください!
タクシーでさえも30分かかったのでバスだと50~60分はかかるかと思います。
ちなみにバスで移動した前回は週末ということもあり大変混んでおり40分遅刻しました…。
(その時も貸切予約だったので何とか対応して頂きましたが一斉スタートだったら…)
なお、中央橋からだと鉄橋側のバス停から「虹ヶ丘」行きに乗るようです。
長崎駅前からも「虹ヶ丘」行きのようですよ。
試したこと無いですが、移動時間と交通費を考えると路面電車で赤迫電停まで行って、そこからタクシーに乗るのも手段の1つかも。
(ただし時間に余裕を見て!金額は安く済みそう。)
車で
お酒を飲む場合にはなかなか難しそうですが、近くにコインパーキングもあります。
- 岩屋パーキング(長崎市岩屋町36-36)
- 葉山1丁目コインパーキング(長崎市葉山1丁目25-5)
こちらも参考にされてください!
JRで
私は試したことないのですが、一緒に行った友人が使ったそう。
長崎発→道ノ尾着(長与行き)
所要時間は10分前後のようです。
また、運賃は230円(2023年6月現在)
さらに道ノ尾駅から徒歩10分くらいかかるようですが、こちらも時間がわかりやすい分使いやすいかもですね。
ポイント
- 問合せはInstagramのDMで(電話にはなかなか出られないとのこと)
- 営業は昼と夜の2回、どちらも一斉スタート(貸切の場合は開始時間の融通はきく)
- 昼の価格は曜日によって異なる
- 夜の価格は10,000円(税別)※令和5年4月~
- 行き方は色々あるが、時間帯などに注意(渋滞にはまる可能性が…)
ある日のディナー
今回は貸切予約を行い伺いました。
貸切予約は最少人数が8名、最大人数が10名とのことです。
通常、平日の開始時間は18時30分~一斉スタートですが(土日祝は19時~)、貸切の場合は開始時間の融通が利くそうです。
今回は一緒に行くメンバーの都合で18時30分~開始しました。
夜はコース料理10,000円(税別)のみとなります。⇒現在(2024/02/15)は税込13,000円となります。
もちろん飲み物代は別途であります。
※ただし、令和5年3月までは8,500円でしたので今回は8,500円でした(ラッキー!)。
令和5年2月下旬来訪
席に着くと手書きで書いた本日のお品書きが!
一生懸命、丁寧に書いたことがわかりますね。
なお、ちょくちょくとお品書きに書いてあるメニュー以外のお料理が出ることも!
その日の仕入れ具合だったり店主のテンション次第とのこと…(ほんまか?)
先付
まずは先付として「子イカ沖漬け」がありました。
コリコリ食感が旨い~。
味も濃すぎず良いですね。
まずは生ビールで乾杯!
造里
さて、乾杯も済んだところでお造里スタート!
まずは千葉産の「鰯なめろう」から!
なお、山葵は島根産らしいですよ♪
この味付けがたまらん。
脂の乗った鰯、最高!
というわけで生ビール飲んでおきながら早速日本酒も。
本日飲んだ日本酒は最後の方に載せています。
次に日本中で人気が出ている対馬産「黄金穴子」です。
そうなんです。
なかなか食べられる機会ありませんが、穴子を刺身でいただきました!
ほどよい食感と噛むほど広がる味わい…。
う~ん、美味しすぎる!!
さて、次はお品書きに無いメニューの「天然平目の昆布締め」です。
中には平目の肝で作った肝味噌が。
この肝味噌、日本酒泥棒です。
日本酒、進みすぎます。
上品な味の平目の昆布締め、そして濃厚な肝味噌。
最高ですね。
そして、お造里の最後に五島産「鯖」の藁焼きが。
そういえば、なぜ五島が五嶋なんでしょうか…。
今度聞いてみよう。
一斗缶の中に入った藁で鯖を炙っていました。
まずは香りが良い!
そして味も脂の旨味と香りが重なり合ってとても美味!
焼物
そして焼物に続きますが、焼物料理は五島産の「のどぐろ」です。
別名、アカムツ。
こちらも上には肝味噌が乗っています。
はい、来た、日本酒泥棒(2回目)。
日本酒進みすぎますよ、確実に。
焼いてじゅわっと出てくる脂がたまりません。
そして、肝味噌。
上品かつ旨味ある魚ですが、肝味噌と食べることでまた一味変わりますね。
この一手間がこちらのお店の人気をあげる要因の1つでしょう。
小鍋
次に小鍋料理として北海道産の「タラバ蟹」が出てきました。
身がギッシリと詰まった蟹。
顔のサイズくらい大きなタラバ蟹でしたよ。
蟹料理といえば、そう、あれ…
みんなが無言になる。
蟹料理あるあるですね。
この身をほじくりながら食べることでみんなが無言になります。
そして透き通ったお出汁がまた美味!
冷酒が続いた胃を優しく温めてくれます。
蟹もさることながら旨味を吸った野菜達(白菜、菜の花、椎茸)。
これは贅沢な一皿でした。
珍味
次に珍味料理。
日本酒泥棒何回目でしょうか…。
こんなにもお酒が進むコースがあって良いのか…。
お品書き外のメニューもたくさんあったので見ていきましょう!
まずは佐賀産「白魚」。
こちらはお品書き外でした。
春の訪れを知らせるような白魚。
早春という言葉が似合います。
濃すぎない味付けでスルスルと口に飛び込んできました。
そして、この珍味盛り!
広島産「牡蠣味噌漬け」、富山産「ホタルイカ」、長崎産「鰹塩蔵クリームチーズ」!
富山産ホタルイカと長崎産鰹はお品書き外です!
ホタルイカは初物とのこと!
酢味噌(「ぬた」とも言います)と和えていただきます。
牡蠣は水分が多いので味噌漬けには本来不向きとのこと。
そこで、牡蠣の水分をじっくりと抜いて味噌に漬けたそうです。
鰹の塩蔵ですが、塩蔵は塩辛や酒盗と同じ意味だそうですよ。
まあ鰹の酒盗ですね。
クリームチーズと一緒に食べることで塩辛い味がまろやかになります。
この珍味の数々で日本酒もだいぶ進んできました。
揚物
次に揚物ですが、揚げる前に本日のネタの説明がありました。
あと苦手な物がないかどうかの確認も。
やめてください!
好きですよ!!
と、まあお約束なやり取りが繰り広げられつつ揚物が始まっていきます。
天麩羅は2種類の食べ方が。
1つは対馬の藻塩を付けて食べる方法。
もう一つが穴子の脊髄で取ったお出汁に浸けて食べる方法です。
どちらでも楽しめるように全てのネタが2つに切り分けられていました!
まずは北海道産「鱈白子」です。
いや~好きな食材ベスト5に入る食材ですよ。
今回食べられてラッキー!!
藻塩で熱々の白子を食べるのも良し、出汁に潜らせて香り豊かに食べるのも良し。
これは好みで良いかもしれません。
私は藻塩で白子の味わいを感じながら食べることが好きでした!
次は琴海産「ふきのとう」です。
琴海は長崎の中にある地名の1つです。
少し苦みのあるふきのとう。
こちらも春を感じますね。
冬の食材の代表格白子、春の代表ふきのとう。
季節を感じさせてくれますね。
そして揚物最後は対馬産の「黄金穴子」です。
刺身も美味しかったですが、このフワフワの天麩羅も旨い。。
これは黄金穴子の脊髄で取った出汁が合わないはずがない!
でも対馬の藻塩も同じ海で育った物なので合わないはずがない!!
結局どちらでも楽しみましたよ。
小吸
口の中を清める役割の小吸。
五島産「はまぐり 出汁」でした。
握りに入る前に口の中をリセット!
胃も温めリセット!!
ですが、このお出汁がまた美味しい~!!
寿し
そして寿しが始まります。
まずはいきなりお品書き外の「コノシロ」から。
結構脂が乗っています。
酸味もほどよい。
分厚いのに骨なども気にならず食べましたよ。
次もお品書き外の「赤貝」。
多分岡山産だったような。。
綺麗に包丁を入れた赤貝。
まるで食す芸術品。
赤貝独特のコリコリした食感というよりは貝の旨味を味わう一品でした。
お次は長崎産「本鮪」の握りです。
この口の中でとろける鮪が旨し!
鮪でここまで切れ込み入っているのも珍しいような。
シャリともよくマッチした握りでした!
次は対馬産「黄金穴子」です。
刺身とも天麩羅とも違う味わい。
フワフワした中にも香ばしさなどの香りも楽しめます。
次はお品書き外の「野沢菜」の巻物でした。
野沢菜の塩味がほどよく美味しかったです。
お次もお品書き外ですが、「トロタク」です。
たたいた鮪と刻んだ沢庵を混ぜた握り。
旨味と塩味と食感と楽しめました。
え?お酒?
もう既に覚えていません…。
次は巻物で長崎産「鯖」です。
少し炙ってあります。
かなり身も厚く、食べ応え抜群!
海苔も旨い~!!
そして大村産「雲丹 磯握り」です。
トロっとした雲丹、独特の風味、旨味も口の中で所狭しと広がります。
雲丹のクオリティもさることながら、シャリも感じられて満足の一品です。
寿しの最後は長崎産「芝海老 厚焼」です。
フワッとした厚焼でした。
既に結構酔ってます…。
汁物
最後が五島産「あおさ 赤出汁」で〆でした。
熱々であおさの風味もあり、酔った口でも味わいがはっきりわかる赤出汁で良い〆となりました。
本日のお酒
さて、本日のお酒の数々を…
産地も福島、京都、栃木、三重、青森と色々です。
お任せの日本酒の数々、店主がお料理やコース内容に合わせて出してくれました!
会計
これだけの料理内容、3月までは8,500円ですが4月からは10,000円となります。⇒現在は税込13,000円となります(2023/2/15現在)
料理に合わせて飲む日本酒も美味しかったです。
また、今回は体調や仕事の都合などでお酒を飲む人と飲まない人といました。
お酒を飲んだ人は1人15,565円となりました!⇒(2024年1月では18,000円くらいでした)
なお、ノンアルコールだった方は10,000円いかないくらいの金額のようでした(1人1~2杯ドリンク飲んでいたような)。
⇒(2024年1月ではノンアルの方は15,000円くらいでした)
お持ち帰りメニュー
日によっては事前の予約でお持ち帰りも出来るそうですよ(出来ない日もあるそう)。
なお、現在は出前は行っていないとのこと。
あと、参考までに前店舗時に来店したときの食レポをながさーちにもアップしているので良ければぜひ!