食レポ

【県外シリーズ】福井おすすめ【鮨処 海月】福井県産中心の魚介や野菜が楽しめる @福井県福井市

当記事における店舗情報(価格、営業時間など)は投稿時点での情報のため、変更される場合がございます。
事前に店舗への問合せや公式ページにてご確認をお願いします。

市原 伝

長崎の美食ブロガー&ライター。 食レポ多めにブログ運営しております! 有名店に、まだ知らない美味しいお店に、テイクアウトに紹介していきます! たまに神道ネタ、映画や漫画、本のレビュー記事も書きますよ。 Twitter、Instagramもやっていますので是非フォローお願いします!

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こんにちは!
長崎の美食グルメブロガー、市原伝です!

今回は初の企画、県外シリーズ!
県外の名店を紹介するシリーズです

キクちゃん
そのまんまじゃないですか…

記念すべき第1回目は福井県福井市にあります「鮨処 海月」さん。
福井市の繁華街、片町(順化)にあるお鮨屋さんです。

一通りのコース+追加で握りを数貫いただきましたのでご紹介します!
また、下の方には長崎から福井へ行った方法なども記しておきます。

鮨処 海月

福井の繁華街、片町にあるお鮨屋さん、数年前に移転リニューアルされたとのこと。
ミシュランガイド北陸2021特別版にも掲載されたそうで、私も長崎のお鮨屋さんに紹介されていきましたが人気店です。

予約時に「旅行で行くので福井の魚とか食べたいです~」とお伝えしたところ「福井で取れた魚や野菜を中心に使っているので楽しめると思いますよ」との返答が。
これで既に期待値爆上がりでした。

伝さん
とても楽しみです
  • 営業時間:17時~23時
  • コース:14,300円(令和7年6月からは16,500円)
    ※ただし、21時~はアラカルトの注文有り
  • 席数:カウンターのみ8席

ある日のディナー(令和7年4月中旬来訪)

令和7年4月中旬に伺いました。
旅行を兼ねていたため、21時の予約。
アラカルトでも良かったのですが、しっかり楽しみたかったのでコース(14,300円※4月現在)でお願いしました。
お酒も地酒を中心にかなりいただき会計は24,000円となりました。

なお、コース内容は下記のような内容でした。

・真鯛のお出汁
・飛び鮪とレタスの手巻き
・底引き鮟鱇と六条大麦と海苔
・真鯛の握り
・黒ソイの藁焼き、新玉葱の醤油漬け、山雲丹
・カサゴの煮付け、かんぞう、越前水菜
・桜鱒の握り
・鰆の焼物、蕗の薹味噌田楽、つまみ菜、赤大根
・バイ貝の握り
・蛍烏賊のなめろう
・鯵の押し寿司
・自家製きゅうりのキューちゃん
・シマエビの握り
・黒モズクご飯
・菜おけ
・鮪の漬けの握り
・連子鯛の握り
・甲烏賊の握り
・お揚げの太巻き
・玉
・赤出汁
(追加握り)
・ハタハタの握り
・毛蟹の握り
・鬼海老の握り
・牡丹海老の握り

地酒もたくさん!

それでは実際に写真と食レポ共に見ていきます!

真鯛のお出汁

まずは「真鯛のお出汁」にてスタート!
仄かに温かく、鯛の風味、塩味、まさに潮汁という感じでした!
湯気とともに立ち上る香りからして上品…
まろやかな旨味が口いっぱいに広がり、温かさからも胃も整えられ、これからのコースへの期待が上がっていきます。

飛び鮪とレタスの手巻き

そして2品目は早速お鮨が。
「飛び鮪とレタスの手巻き」です。
この鮪は南越前産とのことですが、南越前で取れる鮪はこの時期だけとのこと。
レタスも福井産。
鮪は叩いてあります。
そして海苔も旨い!
あっさりとした手巻き鮨でした。

底引き鮟鱇と六条大麦と海苔

次は摘まみで「底引き鮟鱇と六条大麦と海苔」です。
鮟鱇は三国産、海苔も三国産です。
六条大麦も福井産で、福井が詰まった一皿でした。
鮟鱇と大麦の食感がよく、海苔の香りも良い。。
味も濃厚でした。
いよいよ日本酒も飲み出します!

真鯛

次は「真鯛」の握りです。
鯛は三国産、桜で香り付けしてあります。
桜がほんのり香り、桜餅のような握りです(桜餅のように甘くはありませんが…)。
鯛は鯛でも桜が香る握りは初めての体験でしたが、春らしい一貫でした。
桜の甘い香りと塩気が一体となり美味しかった!

黒ソイの藁焼き、新玉葱の醤油漬け、山雲丹

次も福井を味わえた一皿、「黒ソイの藁焼き、新玉葱の醤油漬け、山雲丹」です。
山雲丹は本物の雲丹ではなく、柚子胡椒のような薬味の一種。
福井名物の「汐雲丹」と色合いが似ていると言うことで海では無く山の雲丹ということで「山雲丹」と名付けているそう。
柚子胡椒同様に結構辛い薬味でしたよ。
「黒ソイ」はおそらく初めて食べた魚です。
厚めで弾力もあり、甘い新玉葱、辛い山雲丹などと一緒に食べて色んな味を楽しめました。

カサゴの煮付け、かんぞう、越前水菜

次は摘まみで「カサゴの煮付け、カンゾウ、越前水菜」です。
なお、「カンゾウ」は山菜の一種で漢方に使われる甘草とは別物です(カンゾウはユリ科、甘草はマメ科)!
カサゴは三国産とのこと。
煮付けられているカサゴですが、身が縮まることなくふっくら。
カンゾウと越前水菜は食感を残しつつも独特の苦みが煮付けに奥行きを与えてくれます!
カサゴの旨味、野菜の苦味や爽やかさが一体となった一皿でした。

桜鱒

次は「桜鱒」の握りです。
食べたいな~と思っていたネタの1つだったのでラッキー!
甘みも旨味もありつつ、脂がくどくなく上品な一貫でした。
シャリとの一体感も最高!

鰆の焼物、蕗の薹味噌田楽、つまみ菜、赤大根

次は摘まみの一皿、「鰆の焼物、蕗の薹味噌田楽、つまみ菜、赤大根」です。
鰆は南越前産とのこと。
炙った皮の香ばしさと旨味、ふっくらとした身の瑞々しさ。
そして濃厚な蕗の薹味噌田楽。
これは…酒が進みます。

キクちゃん
(いつも日本酒飲みすぎてますよね…)

この時期にしか食べることが出来ない蕗の薹味噌田楽。
春らしい山菜の苦味がたまりません。
また、つまみ菜と赤大根の存在がこの一皿に爽やかさを運んでくれますね。
これまた福井の詰まった一皿でした!
それにしても蕗の薹味噌田楽がたまらんです。
チビチビなめるように食べながら日本酒が魔法のように消えていきます。。

バイ貝

次は「バイ貝」の握りです。
少し炙っています。
香ばしさが立ちますが、噛むほどに旨味や磯の香りが出てきますね。
歯応えはあるのですが、決して固いわけではなく軽い力で咀嚼できます。
香り、旨味、食感、とても良い一貫でした!

蛍烏賊のなめろう

 

次は摘まみで「蛍烏賊のなめろう」です。
下のなめろう部分は福井産蛍烏賊、上のそのままのものは富山産蛍烏賊、茹でたブロッコリーが添えられています。
この蛍烏賊のなめろうがまた…日本酒泥棒です(笑)

伝さん
日本酒にあう摘まみばかりや!

いや~、これまたたまらん!
福井…というか日本海、北陸を楽しんでおります!!
なめろうはねっとりした中に濃厚な香りに味わい、富山産蛍烏賊も小柄ながらもプリッとして食べ応え抜群。
蕗の薹味噌田楽と同様、なめろうをチビチビなめるように食べながら日本酒を飲みました。

鯖の押し寿司

次は「鯵の押し寿司」です。
鯵は南越前産、シャリの中に春キャベツが入っています。
脂の乗りつつも程よく酢で締めた鯵と、押し固められつつも春キャベツがあることで固すぎないシャリがとてもマッチしてます!
鯵のコク、春キャベツのシャキシャキ感、シャリの酸味が良いですね。
そして、パリッとした海苔が添えられていることもまた嬉しかったです。

自家製きゅうりのキューちゃん

次は「自家製きゅうりのキューちゃん」です!
いい塩梅で浸かっているキューちゃん、食感もポリっとした感じで市販品には無い絶妙は味わいでした。
コースの中で面白いアクセントだったと思います!

シマエビ

次は「シマエビ」の握りです。

黒モズクご飯

次は「黒モズクご飯」です。
この後に紹介する「菜おけ」と一緒に提供されました。

菜おけ

黒モズクご飯と一緒に出てきた物が「菜おけ」です。
日本在来の菜の花の一種で福井の伝統野菜とのこと。

鮪の漬け

次は「鮪の漬け」の握りです。
鮪は小浜産とのこと。

連子鯛

次は「連子鯛」の握りです。

甲烏賊

次は「甲烏賊」の握りです。

お揚げの太巻き

最後に「お揚げの太巻き」です。
この後、玉と赤出汁と続きます(実際には追加握りをお願いしてますが…)。

「玉」です。

赤出汁

最後に「赤出汁」ですが、追加で握りを数貫お願いしました。

ハタハタ

追加握り一貫目は「ハタハタ」の握りです。

毛蟹

追加握り二貫目は「毛蟹」の握りです。

鬼海老

追加握り三貫目は「鬼海老」の握りです。
越前町産とのこと。

牡丹海老

追加握り最後は「牡丹海老」の握りでした。

飲んだお酒(一部)は下記にて!

 

飲んだお酒の一部です!
(これ以外にも常山とか飲みました)

キクちゃん
これで一部…?

いや~、、めちゃ飲みました。
旅行ということを伝えていたので地酒で攻めてくれて、その心意気がとても嬉しかったです!

長崎から福井へ

長崎の美食グルメライターということでおそらく長崎の方で見てくれている方も多いかな…と思い、長崎から福井の行き方も簡単に書いておきます!
福井駅周辺のお土産購入場所も触れますね!

福井までの行き方(長崎から)

長崎空港
→神戸空港
→ポートライナーで三宮まで
→(JR三宮駅まで徒歩3分程度)
→JR三宮駅からJR快速(新快速)で大阪まで
→特急サンダーバードで敦賀まで
→北陸新幹線つるぎで福井まで
というルートでした。

※ちなみに帰りは同じ方法で逆ルートです。
このルートは安いのですが…一番のデメリットは特急サンダーバードと北陸新幹線つるぎの座席指定券を購入しているということでしょうか。
特に特急サンダーバードは指定席しかありませんので、事前に購入するには時間が読めない…。。
というわけで少し時間に余裕を持ちました(おかげで大阪駅で1時間ほど待ちました)
まあ、旅に慣れた方ならもっとうまい方法もあったのかもしれません…。

なお、人によっては「羽田空港→小松空港→福井駅」や「伊丹空港→大阪→敦賀→福井」という方もいるようです。

福井駅周辺

北陸新幹線延伸のおかげで福井駅周辺がとても活性化されています!
(その辺りは長崎駅に似てるかも)

特にお土産を購入するのには困りません!
私が活用した3箇所を勝手に紹介します!

くるふ福井駅

福井駅構内にある「くるふ福井駅」です。
福井の名産の専門店街みたいな感じで名物お土産などがたくさんありましたよ。
(スタバやマック、セブンイレブンもありますので福井市民も活用しているのかな)

ハピリン

福井駅西口からすぐです。
ちなみにハピリンのすぐ目の前にある「福井市 まちなか案内所」も活用しました!
西口すぐにバスロータリーがあるのですが、「どの系統に乗ればいいのか?」「系統はわかっても何番乗り場?」とか、色々相談できました。

また、福井駅周辺は恐竜のモニュメントがたくさんあるのですが、福井駅周辺で完結するデジタルスタンプラリーも教えてもらえますよ。
(しっかりとした「恐竜調査員認定証」がもらえました※令和7年4月現在)

MINIE(ミニエ)

福井駅西口から徒歩2~3分。
西口から見える大きなホテル(マリオット福井)の1階です。

この中は大きなフードホールとなっているので飲食店がたくさんありますが…この中にある「SAVA!STORE」さんで色々購入しました。

SAVA!STORE

福井県は工芸品も多いのですが、こちらではモダンでお洒落な工芸品を購入することができます。
また、手軽な食べ物のお土産も購入できますよ!

 

 

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