こんにちは!
長崎の美食グルメブロガー、市原 伝です!
今回は過去2回投稿しました「Le Compttoir De Genereux(ル・コントワール・ド・ジェネルー)」さん。
これまではランチタイムの投稿でしたが、初めてディナータイムに訪問しましたので食レポをアップします!
また、新しく伺ったランチの食レポ、新オープンのテイクアウト専門店についても記載しますね♪
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ポイント
・初のディナータイムの食レポ!
・テイクアウト専門店もオープン!!
初のディナータイム
今回は令和5年5月中旬、友人5人と伺いました(男5人)。
よくこのブログに出てくる「よく飲む男5人」です(笑)!
友人1人の誕生日が近かったこともあり、デザート時に特別なプレートの準備もありましたよ(後述)。
なお、ワインを3本(スパークリング、白、赤)、ビールを各自1杯ずつ、などなどありまして、
会計は合計税込86,900円となりました。
ちなみにディナータイムの料金は税込11,000円のコース料理のみです。
こちらに飲み物代やサービス料金が含まれる形になります。
サービス料金については今度確認しておきますね。
それではオードブル(前菜)から見ていきたいと思います!
オードブル(前菜)
まずはオードブル。
「五島産甲烏賊のマリネ、二十日大根のマリネ、空豆のボイル」です。
甲烏賊は軽くボイルしてからマリネしているそうです。
仕上げにはセルフィーユ(香草)とオリーブオイルを。
ソースにはマスタードとディル(香草)を使っているとのこと。
海産物にはやはりディル合いますよね。
甲烏賊は軽くボイルしてからのマリネなので柔らかい中に味が締まっているように感じます。
よく聞きますね♪
スペシャリテ
ディナーは初めてということもあり、こちらのスペシャリテをようやく食せました。
「フォアグラのどら焼き」です。
中にはフォアグラのテリーヌ、長野産林檎のコンフィチュール(ジャムみたいなもの)、そして外側が自家製どら焼きの皮。
テリーヌはオリーブオイルと胡椒で味付けしているそう。
これまで色んなフォアグラ料理食しましたが、これは初めてでした。
手で掴み、がぶりとかぶりつく!
(なお、汚れることが気になるなら添えられている懐紙を使ってください)。
優しい皮、甘いコンフィチュール、塩気のあるテリーヌ…
口の中に甘塩っぱさが広がっていき幸せな一時。。
とても豪華などら焼き、さすがスペシャリテですね。
国民的キャラクターである某ネコ型ロボットもびっくりですよ。これは。
俺の物は俺の物、おまえの物も俺の物といった奪い合いが行われそうです…。。
魚のオードブル
そして次に魚のオードブルが。
「宮崎県産西米良サーモンのマリネ、北海道産帆立、フランス産キャビア、フレッシュレモン」です。
右側にはソースが。
ソースには深葱を煮詰めて作ったそう。
その上にはディル、そして茂木産海老の殻を煮詰めてパウダー状にして作った海老煎が。
黒い丸い物はバルサミコ酢を煮詰めたものです。
少し距離がありますが、サーモンや帆立のマリネとソース類を絡めながら頂きました。
葱の深み、サーモンや帆立の旨味、レモンの爽やかな酸味とバルサミコ酢の深い酸味。
口の中に小さな海が出来上がりましたよ。
とても旨い!
パン
このタイミングでパンも出てきました。
焼きたてのため激熱です。
今回のパンは「赤ワインとラズベリーのパン、セモリナ粉を使ったパン」とのこと。
リゾット
次にリゾットが。
「五島産水イカのリゾット」です。
リゾットはゲソの部分をミンチにして米と一緒に炊き上げたとのこと。
水イカの身の部分を棒状にカット、
仕上げにイタリア産ボッタルガ(からすみ)を振りかけています。
なお、水イカの身の部分はマリネしてるそうです。
五島産水イカは甘みがありトロトロしているところが特徴ですが、ゲソをミンチにしたりなど余すところなく食しました。
仕上げのボッタルガによる塩気もとてもよくマッチしています。
五島沖と地中海のコラボレーションですね。
スープ
スープは「島原産新玉葱のスープ、ベーコンのブランマンジェ」です。
仕上げにオリーブオイル、胡椒、小葱。
スープの甘みは全て「新玉葱」からくる甘みとのことでじっくり火入れして甘みを入れているそう。
水を使わずに塩とバターのみで味付けしているからか濃厚なスープを楽しめます!
また、ベーコンのブランマンジェ、ジェネルーさんの定番料理の1つですね。
※ブランマンジェはプリンのようなもの
プリンのような食感なのにしっかりとベーコンの味わいを楽しめる…不思議なお料理です。
「ベーコンの味を溶かしながら食べて欲しい」とのことでした。
魚料理
メインの魚料理は「五島産イトヨリ、椎茸、大葉のパイ包み」です。
ソースはイトヨリの殻とアンチョビのソースとのこと。
周りの緑色のオイルは大葉で色づけしたオリーブオイルとのことでした。
ふっくらと舌触りの良いイトヨリ、濃厚な椎茸、独特な風味の大葉、これらがしっかりと合わさっています。
そして、イトヨリの殻から取ったソースとの相性も抜群!
ソースの濃厚さとパイ包みが相まって非常に美味しかったです。
肉料理
メインの肉料理は「長崎産イチボ、大村産人参、琴海産タケノコとトマト、サマートリュフ」です。
ラッキーなことにこの日に仕入れたサマートリュフとのことでした。
大村産の人参は5時間ロースト、その結果人参を通り越してサツマイモのような甘みを引き出しております。
ソースはフォアグラのオイルと牛肉の殻(筋など)で作ったそう。
デザート
デザートは「柑橘のブランマンジェ、長崎産苺のコンポート、コンポートのゼリー、沖縄県産塩を練り込んだミルクジェラート」です。
伺った日が友人の誕生日も近いと言うことで上記のプレートを準備してもらいました。
シェフの手書きとのこと!?
プレートとデザートを組み合わせてこのような形になりました。
ある日のランチタイム
実は5月下旬にランチにも伺いました!
こちらは4人(男2人、女2人)、3人がお酒を飲み1人はノンアルコール。
会計は合計で税込26,400円となりました。
ランチコースは税込4,620円のみです!
オードブル4種
まずはオードブル4種。
内容は
・茄子の揚げ浸しのマリネ+ブロッコリースプラウト(左奥)
・カリフラワーのペースト+アンチョビを練り込んだチップ(右奥)
・パン+生の伊佐木のタルタルソース(右手前)
・カマスの炙りのマリネ+オリーブのペースト、赤玉葱のマリネ、ディル、レモン、煮詰めたバルサミコ酢(左手前)
でした。
ランチのオードブルでここまで豪華なの!?
という感じです。
左手前にあるカマスの炙りは切れ込みを入れた上で炙っておりそれをマリネしているそうです。
香ばしさと酸味とが非常にマッチしております。
パン
パンは「全粒粉のパン、クルミを練り込んだパン」です。
スープ
スープは「フランス産グリーンピースのスープ、ベーコンのブランマンジェ」です。
こちらにもジェネルーさん定番の「ベーコンのブランマンジェ」がありました。
この時期に必ず作るというフランス産グリーンピースのスープとの相性も良いですね。
魚料理
魚料理は「五島産太刀魚、帆立のすり身、ボイルしたズッキーニ」です。
太刀魚の身が3枚あり、間に帆立のすり身が挟んであります。
若干柑橘の香りもあり食欲をそそりました。
ソースは太刀魚の殻を煮詰めて作ったそうですよ。
フワフワした食感の魚料理、ただシンプルに…
肉料理
肉料理は「長崎産豚バラ(アスパラガス・ズッキーニ・大葉)、カリフラワーのペースト、琴海産タケノコのロースト、島原産椎茸とトマト、モロッコインゲン」です。
ソースは付けずに大葉で風味付けしたオリーブオイルがかかっています。
デザート
デザートは「チョコレートムース、チョコレートジェラート、長崎産さちのかのコンポート」です。
最後にエスプレッソが出てきました。
濃厚なチョコレートムースにチョコレートジェラート。
コンポートはアルコールを使っていないためか優しい味わい。
少しの酸味も感じるのであまり重たくなりすぎません。
添えられたミントも味の組み立てに一役買っており、一品一品に知性を感じられる構成でした。
テイクアウト専門店
令和5年8月2日にオープンしました!
テイクアウト専門店、その名も「Cigogne(シゴーニュ)」!!
意味は「コウノトリ」とのことですよ。
詳しくはライターとして参加している「ながさーち」に記載していますのでぜひご覧ください!
店舗詳細
住所 | 長崎市本石灰町2番17号2階 お店に行く |
電話番号 | 095-821-1888 予約時にアレルギーの確認あり ※複数の候補日を考えていた方が無難 |
営業時間 | (昼)12時~14時(13時最終入店) (夜)18時~ |
価格帯(昼) | 4,620円(料理のみの金額) |
価格帯(夜) | 11,000円(料理のみの金額) |
定休日 | 火曜 |
施設情報 | 個室あり |
SNS等 | Instagram Instagram(テイクアウト専門店Cigogne) |
お店への行き方(簡略)
お店の最寄り駅は長崎電気軌道(路面電車)の「思案橋電停」になります。
※思案橋は地名のみで実際に橋はありません。
思案橋すぐの「思案橋横丁(グルメ通り)」にあります。
過去記事リンク
令和4年7月中旬来訪
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長崎で予約困難な大人気フレンチ【Le Comptoir De Genereux(ルコントワールドジェネルー・長崎市本石灰町)】ランチはなんと3ヶ月待ち!
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