※令和6年6月1日をもって閉店いたしました。
こんにちは、ディーンイチハラこと市原伝です。
またもや久しぶりの投稿となります。
今回は以前noteにも書いたことありますが、鍛冶屋町にある「長崎和食 惣重(そうじゅう)」さんに行ってきました。
伺ったのは令和3(西暦2021)年12月上旬であります。
オープンは平成29(西暦2017)年9月1日、比較的新しい本格和食のお店となります。
「長崎和食 惣重」について
場所は鍛冶屋町、ししとき川沿いにあります。
もしタクシーで行く場合や近場で待ち合わせる場合、「たちばな信用金庫 長崎中央支店」辺りがわかりやすいと思います。
なお、周辺にはアパレルや飲食店、美容室、エステサロンなどが多くありますよ。
ミシュランガイド掲載情報
ミシュランガイド2019福岡・佐賀・長崎特別版に書いてある情報としては下記の通りになります。
スーツ姿の主が接客する小さな割烹店。屋号に掲げる”長崎和食”は、長崎の地の利を生かし、魚介のほか野菜や肉も地物を使う料理のこと。板長は季節感を大切に、旬の焼魚を加えた「焼物八寸」で会席の流れに山場を作る。春は筍、秋は松茸など、炊き込みご飯も定番。左党には、酒肴コースも良いだろう。
(ミシュランガイド2019福岡・佐賀・長崎特別版)
料理の評価 | ミシュランプレート(ミシュランの基準を満たした料理) |
快適度 | 快適 |
住所 | 長崎市鍛冶屋町3‐2 お店に行く |
電話番号 | 095-895-7473 |
営業時間 | 17:00~23:00(L.O.22:00) |
価格帯(昼) | 提供無し |
価格帯(夜) | ⇒現在は7,700円~11,000円 |
休日 | 日曜 月に一度月曜(第一月曜が多い) |
施設情報 | 個室有最大15名、要予約、22時以降も食事ができる、カード利用可 |
ミシュランガイド掲載時から変更点もありますのでわかる範囲で修正及び追記を行っております。
定休日に関しては変更となる月もありますのでご確認ください。
また、コロナ禍においては営業時間、定休日に変更がありますのでご注意ください。
また、お座敷の個室は4名、4名、5名のお部屋となりますが、3名からの利用となりますのでご注意ください。
カウンター席は5名です。
<公式サイトについて>
上記が公式のサイトのようです。
ネットの予約も出来るようですよ。
・わかりやすい最寄りの店舗は「たちばな信用金庫 長崎中央支店」
・ミシュランガイド掲載情報から変更点あり
・要予約
・個室(お座敷)利用は3名から
・公式サイトからネット予約可能
現在のコース料理の種類
基本となるコースは2通りあります。
また、季節によって選べるコースもあるようですよ。
基本コース
基本のコースは2コースとなります。
先付から始まり椀物やお作り、焼物八寸、肉料理、水菓子などがあります。
- 7,700円(税込)
全8品 - 11,000円(税込)
全8品
季節のコース
季節によって選べるコースがあります。
鍋や特定の食材を使ったコースのようです。
- 和牛しゃぶコース
10月中旬~3月(目安8,800円~) - 和牛すき焼きコース
10月中旬~3月(目安8,800円~) - 寄せ鍋コース
11月~2月(目安5,500円~) - すっぽんコース
11月~2月(目安11,000円~) - 河豚コース
11月中旬~2月(目安16,500円~) - あらしゃぶコース
11月中旬~2月(目安16,500円~) - 鱧コース
6月~8月(目安7,700円~)
以上のコースがあるようです。
・基本コースは2種類
・季節によって選べるコースもあり
ある日のコース料理
伺ったのは令和3(西暦2021)年12月上旬。
男性2名で伺いました。
なお、個室(お座敷)は3名からの利用となります。
今回は7,700円(税込)のコースをお願いしました。
先付
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真鱈白子豆腐
まずは先付として「真鱈白子豆腐」が出てきました。
12月には旬の物として出回る「真鱈の白子」。
それを豆腐に仕立てたものが出てきました。
上にはイクラ。
彩りとしても、塩気としても良い役割を果たしております。
白子豆腐が浸っているお出汁も上品です。
椀物
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6545-scaled.jpg)
鯛蕪(たいかぶら)
和食の花形、椀物。
今回は「鯛蕪(たいかぶら)」が出てきました。
お椀の蓋を開けた瞬間、良いお出汁の香りが鼻を通り抜けます。
そしてほのかに柚子の香り。
見るとゴロっとした鯛の身、蕪、そして上品に紅葉型の人参。
一口椀をすする。
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2020/09/3AF3D30F-D4EE-4C75-8D68-B04440BEE88E-300x300.jpg)
ほどよく体が温まります。
そして鯛や蕪を好き好きにいただきます。
お造り
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6546-scaled.jpg)
大村湾生雲丹
大目鯛
うちわ海老
宗太鰹
次に「お造り」です。
内容にも驚愕。
「大村湾生雲丹、大目鯛、うちわ海老、宗太鰹(そうだかつお)」という高級食材がずらり。
大きな身ですが上品な味わいの「大目鯛」。
プリップリで甘みもある「うちわ海老」。
炙られたことで香ばしさもある「宗太鰹」。
そしてねっとりとした旨味と濃い味、そして磯の香りが漂う「大村湾生雲丹」。
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2020/09/3AF3D30F-D4EE-4C75-8D68-B04440BEE88E-300x300.jpg)
冷えた日本酒を!
日本酒もついつい進んでしまいます。
焼物八寸
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6549-scaled.jpg)
蕪と柿のナマス
連子鯛の幽庵焼き
鯖寿司
じゃがいもチーズの袱紗焼き
海老の芝煮
蟹真丈
八幡巻き
海老芋のあられ揚げ
惣重さんの代表とも言える「焼物八寸」。
この記事のトップ画像にも使っています。
今回の中身は「蕪と柿のナマス、連子鯛の幽庵焼き、鯖寿司、じゃがいもチーズの袱紗焼き、海老の芝煮、蟹真丈、八幡巻き、海老芋のあられ揚げ」です。
一皿の中にたくさんの味が引き締め合っています。
魚介類に野菜などこれでもかと楽しました。
「蕪と柿のナマス」の酸味は箸休めにちょうど良い。
「鯖寿司」はお腹に満足感を与えてくれます。
「連子鯛の幽庵焼き」や「蟹真丈」は上品さを、「八幡巻き」の濃い味付けはアクセントになります。
「じゃがいもチーズの袱紗焼き」や「海老芋のあられ揚げ」、「海老の芝煮」もとても良い味付け。
満足感の高い一皿でした。
蒸し物(魚料理)
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6555-scaled.jpg)
甘鯛のみぞれ餡かけ
コースの山場となる焼物八寸を過ぎたところで次は蒸し物として魚料理を。
「甘鯛のみぞれ餡かけ」でした。
長崎は甘鯛がよく取れる地域ですし、この冬はよく取れたとお聞きしました。
プリっとして香りも高い甘鯛、きのこ類との相性も良い。
そしてみぞれ餡が甘鯛ときのこ類を上品にまとめてくれます。
少しお酒が進んだところでホッと一息つく、だけれどもお腹に満足感もある一皿でした。
鍋物(肉料理)
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6556-scaled.jpg)
長崎産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ
メイン料理の鍋物(肉料理)は「長崎産黒毛和牛のしゃぶしゃぶ」でした。
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2020/09/22001507-C9F8-4249-A477-816F54F8DFF2-300x300.jpg)
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2020/09/3AF3D30F-D4EE-4C75-8D68-B04440BEE88E-300x300.jpg)
肉が旨い。。
出汁に白菜と焼き豆腐を投入。
しっかりと火を通していきます。
出汁が暖まったところで
お肉をしゃぶしゃぶしていきます。
綺麗な赤身肉。
牛肉ですのでピンク色でも食べられますし、しっかり火を通しても良いですよ。
お食事
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6560-scaled.jpg)
鯛飯
なめこ味噌汁
漬物
そしてお食事、ご飯に味噌汁にお漬物が出てきましたよ。
内容は「鯛飯、なめこ味噌汁、漬物」です。
もうしっかりお腹も膨れていますのでここでは上品にいただきます。
最後の味噌汁が染みます。
水菓子
![](https://dean180.com/wp-content/uploads/2022/03/DSC_6566-scaled.jpg)
苺のババロア
そして〆に水菓子(デザート)として「苺のババロア」を。
季節柄まだ少し酸味が強い苺、しかしババロアの甘さと非常に良くマッチしていましたよ。
食べ終えて
今回は男2人で伺いました。
金額は合計で税込22,605円でした。
一人当たり約11,300円です。
お料理が7,700円×2人で15,400円。
飲み物代が7,205円となったようです。
飲み物代の目安
飲み物代の目安は下記の通り
- ビール…小瓶で770円
- 梅酒…770~880円
- 日本酒…1合あたり880~1,980円
(長崎の地酒から全国の銘酒まで幅広く) - 焼酎…660~1,210円
(麦・米・芋焼酎とあるようです) - ノンアルコールドリンク…550円
(ノンアルビール、抹茶、炭酸飲料、果物ジュースなど)
以上となります。
他にもワインやウイスキーもあるそうです。
お食事と合わせて飲み物を選ぶので割とたくさん注文したように感じます。
なお、グランダッドというバーのマスターが店主をされていることもあり、お食事と飲み物の良い組み合わせを教えてくれると思いますよ。
お酒と一緒に楽しむことで食事の美味しさも格段とアップされます。
ぜひ楽しんでください!!